よくわかるかどうかわからない現代魔法(その 4)
今回はまとめです。
今までプログラミング言語の話を「魔法」にまつわる言い回しを用いて書いてきましたが、改めてプログラミング言語(C 言語)の言葉に置き換えるとだいたい以下のようになります。
「魔法」用語 | C 言語の用語 |
---|---|
魔法 | プログラム本体 |
魔導書 | ヘッダファイル |
呪文 | 関数、メソッド |
呪文に書き添えるもの | 引数 |
魔法を完成させる | コンパイルする |
魔法を発動させる | プログラムの実行 |
ルーン文字 | 変数*1 |
特性 | データの型 |
(呪文やルーン文字の)効果 | 関数の返り値、変数の値 |
ルーン文字そのものを受け入れるルーン文字 | ポインタ変数 |
といったところで、魔法ネタがそろそろ尽きて参りましたので、このシリーズは一旦打ちきりといたします。気が向けば続きを書くかもしれません。
*1:一部では「書式文字列」の意味で使用。