巳年じゃないけど Python やろうぜ(その 2)
前回からの続きです。
開発環境を整える
PyCharm は割とおすすめらしいんだけど、無料版だと Web 開発にはやや機能不足っぽい。
ということで、無料で整えられる環境としては以下のパターンがあるかと思います。
Eclipse + PyDev
Eclipse - The Eclipse Foundation open source community website.
PyDev
おなじみの Eclipse に PyDev プラグインをインストールして Python の開発環境として使う方法。マウスクリックで Django プロジェクトも作れる。そんなに悪くない。
Atom + 各種パッケージ
GitHub が提供している無料の高機能エディタにパッケージを入れて Python 用のエディタとして使う方法。linter-pep8 linter-pycodestyle を入れると pep8 pycodestyle*1 を利用してコードのチェックができる(PyDev は pylint のみ対応)。pep8 pycodestyle の他に flake8 というのもあって、そちらを使うのであれば linter-flake8 を入れればよい。
一応、両方それぞれに構築してみた。Eclipse + PyDev は特に問題なし…と思ったが、後に pylint の設定でハマる。
Atom は差し当たり
- japanese-menu
- autocomplete-python
- linter
linter-pep8 (pep8 を使う場合)linter-pycodestyle (pycodestyle を使う場合) or linter-flake8 (flake8 を使う場合)
あたりを入れておけばいいんじゃないでしょうか(Django 関連は後ほど紹介)
各種 linter のインストール
pylint
普通に pip install pylint
したら見事にハマりました ! のぉー !
というわけで、昨日紹介した非公式バイナリ配布サイトから lazy_object_proxy と wrapt を持ってきてまず先に入れておきます。それから pip install pylint
でインストール完了。
pep8 pycodestyle, flake8
pip install pep8
pip install pycodestyle
, pip install flake8
で問題なし。
次はいよいよ Django ですよ !
*1:pep8 は pycodestyle にリネームされたそうです。