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似非プログラマのうんちく

「似非プログラマの覚え書き」出張版

巳年じゃないけど Python やろうぜ(その 5)

Python Django

前回からの続きです。

Hello ページを作る(続き)

HttpResponse に HTML を渡すための方法として、テンプレートを用いることにします。

まず django_test\hello の下に templates というフォルダを作り、さらにその中に hello というフォルダを作ります(このようにするわけは後で説明します。)

django_test\hello\templates\hello\hello.html を以下の内容で作成します。

<!doctype html>
<html>
  <head>
    <title>Hello Page</title>
  </head>
  <body>
    <p>Hello, Django!</p>
  </body>
</html>

django_test\hello\views.py を以下のように修正します。

from django.template import loader  # 追加
from django.http import HttpResponse


def index(request):
    template = loader.get_template('hello/hello.html')
    html = template.render()
    return HttpResponse(html)

サーバを起動して確認してみましょう。

テンプレートの置き場所として、templates フォルダの中にもう一度 hello フォルダを作りましたが、これには理由があります。Django では、仮に

  • django_test\foo\templates\index.html
  • django_test\bar\templates\index.html

と、異なるアプリで同名のテンプレートがあったとき、常に 先に検出した テンプレートを読み込んでしまいます。そのため、意図しないテンプレートを読み込んでしまわないように「名前空間」を付けて

  • django_test\foo\templates\foo\index.html
  • django_test\bar\templates\bar\index.html

のように管理するわけです。

ビューで使える便利なショートカット

テンプレートを読み込んで、それをレンダリングして HttpResponse に渡す、といった処理は頻繁に行います。そのため django.shortcutsrender という関数が用意されています。

from django.shortcuts import render


def index(request):
    return render(request, 'hello/hello.html')

この 1 行目は、最初に hello アプリを作った直後の views.py のものと同じです。それだけよく使う、ということで、最初から用意してくれているんですね。ちなみに render_to_response というのもありますが、公式ドキュメントによると非推奨、かつ将来的に廃止予定になるようです。

テンプレートに変数を埋め込む

実際にはどっか(データベースとか)から取得してきたデータをテンプレートに渡して値を埋め込むような処理をすることが多いでしょう。公式ドキュメントを見ると、render の第三引数に辞書を渡すことでそれができることが分かります。

from django.shortcuts import render


def index(request):
    my_name = 'Django'
    return render(request, 'hello/hello.html', {'my_name': my_name})
<!doctype html>
<html>
  <head>
    <title>Hello Page</title>
  </head>
  <body>
    <p>Hello, {{ my_name }}!</p>
  </body>
</html>

テンプレートの方に独特の記法が出てきました。これが Django のテンプレートならではの記法です。今後いろいろなところで出てきます。ちなみに拡張子は html のままで大丈夫です。